現代の無機質な内装が好きではなく、プラスチック素材も苦手・・。自然素材を生かし、シェルペイントをリビングと寝室の壁に塗りました。
もともとアンティーク家具がお好きなO様、その家具とマッチングする色合い・柄にもこだわり、クロスも輸入品を寝室天井・廊下天井・書斎の壁に用いました。O様のご要望もあり、よりデザイン性の高いものに仕上げております。
マンション最上階とあって窓の多いつくりになっているメリットを活かし、室内全体に光が入り、風が通る空間となるプランをご提案しました。
リビングの書棚は、杉板を使用し、それを固定する鉄板は鉄工所に別注で作ってもらいました。色合い・風合いもこだわり、お客様にも作業現場に足をはこんでいただき、色の調整をその場で一緒にしていただきました。
スイッチプレートもプラスチック素材をやめ、真鍮（しんちゅう）の削りだしを何か所にも使用するほどのこだわりです。確かに、雰囲気は以前とは全く違うものになりました。
それとお客様のご主人様が一番お気に入りの場所、ルーフバルコニーは、最高にくつろげる場所にしようと考え、とにかくシンプルに、光・風・木・緑をテーマにウッドデッキをひき周りに緑をあしらい、アイアン材質にペイントしたアンティークガーデンテーブルにデッキチェアを置き、そこでの読書が何よりここちよいと・・・ご主人様最高の笑顔です。
